ハイテクリサーチセンタープロジェクト推進委員会記録

    

日 時:平成19年1月15日(月) 17時〜18時15分
場 所:記念館10階 同窓会室

出席者
人見(第一解剖)、木村、渡辺(第一生理)、水間(薬理)、高橋(細菌)、高宮(法医)、井上(脳神経外科)、鈴木(精神科)、佐々木(放射線科)、遠山(バイオ)、吉岡(超高磁場MRI)、寺崎(サイクロ)、阿久津、藤原、宮崎(先端医療研究センター)、吉田、澤田(研助)

審議事項

1.先端医療研究センター運営委員会の報告
 事務局から、平成18年12月27日に開催された平成18年度第2回先端医療研究センター運営委員会について資料に基づき報告があり、委員会としてこれを確認した。

2.PDの採用面接について
  平成19年4月1日付ポスト・ドクター採用候補者の柴田恵理氏(岩手医科大学大学院医学研究科平成19年3月修了見込み)の採用面接について、放射線医学講座 佐々木講師から経歴の紹介の後、研究発表を行いプロジェクトに参加する抱負等を聴取した結果、経歴及び研究実績に問題もなく研究成果が期待できることから委員会として承認し教授会に上申することとした。
  なお、MDがポスト・ドクターに採用となった場合の診療及び関連病院への診療応援等の取扱については、今後検討することとした。

次回委員会の開催予定
 平成19年2月19日(月)

日 時:平成18年12月18日(月) 17時〜18時10分
場 所:記念館10階 同窓会室

出席者
人見(第一解剖)、佐々木、川崎、渡辺(第一生理)、高橋(細菌)、水間(薬理)、菅野(第一病理)、阿保(第二病理)、高宮(法医)、加藤(第一内科)、鈴木(精神科)、遠山(バイオ)、谷藤、阿久津、宮崎、藤原(先端医療研究センター)、澤田(研助)

審議事項

1.研究発表
  高橋先生(細菌学)による研究発表「志賀毒素による中枢神経障害の発症機序および病態に関する研究」が行われた。


 次回委員会の開催予定
平成19年1月15日(月) 午後5時 


日 時:平成18年11月20日(月) 17時〜18時10分
場 所:記念館10階 同窓会室

出席者
人見(第一解剖)、佐藤(第二解剖)、佐々木、川崎、木村、渡辺(第一生理)、高橋(細菌)、水間(薬理)、鎌滝(第一病理)、阿保(第二病理)、高宮(法医)、高橋(神経内科)、井上、西本(脳神経外科)、佐々木(放射線科)、村井(血液内科)、遠山(バイオ)寺崎(サイクロ)、吉岡(超高磁場MRI)、谷藤、山内、宮崎、藤原(先端医療研究センター)、吉田、澤田(研助)

審議事項
1.申請論文の審査について
   佐藤プロジェクト推進委員会主任から、論文申請による中央経費からの配分について資料に基づき説明があり協議の結果、申請のあった9件の論文のうち8件の論文に対し1件10万円を配分することを委員会として承認した。

2.超高磁場MRI機能画像管理装置の修理について
  佐藤プロジェクト推進委員会主任から、平成16年度にハイテク・リサーチ・センター整備事業により購入した超高磁場MRI機能画像管理装置(サーバー)が故障し画像情報を引き出すことが出来なくなり、修理費(約23万円)をハイテク中央経費から支出したい旨提案があり、委員会としてこれを承認した。
  また、佐藤プロジェクト推進委員会主任から、ハイテク中央経費について、論文申請による配分および超高磁場MRI機能画像管理装置の修理費を中央経費から支出しても約230万円の残額が予想されることから、配分等について意見を聴取し協議の結果、下記3講座から購入希望の物品等があり、委員会としてこれを承認した。
・薬理学講座(フリーザー)
・生理学第一講座(パソコン)
・解剖学第一講座(消耗品等)
 
3.平成19年度予算申請について
   佐藤プロジェクト推進委員会主任から、各講座からの申請をもとに傾斜配分した平成19年度予算申請(案)について資料に基づき説明があり協議の結果、一部配分額および講座負担額を訂正することとし、原案どおりこれを承認した。なお、薬理学講座および内科学第一講座については、平成19年度に委員の変更も予想されることから再度研究計画および配分研究費について確認することとした。

4.研究発表
   村井先生(血液内科)による研究発表が行われた。

5.その他  ポスドク予定として、1名候補者がいるとの報告があった(精神神経科・放射線科)。

 次回委員会の開催予定
平成18年12月18日(月) 午後5時 研究発表予定(細菌 高橋清美先生)


日 時:平成18年10月16日(月) 17時〜17時50分
場 所:記念館10階 同窓会室

出席者
人見(第一解剖)、佐藤(第二解剖)、阿保(第二病理)、高宮(法医)、加藤(一内科)、高橋(神経内科)、井上、西本(脳神経外科)、佐々木(放射線科)、村井(血液内科)、寺崎(サイクロ)、吉岡(超高磁場MRI)、谷藤、藤原(先端医療研究センター)、澤田(研助)

審議事項
1.研究発表について
   西本先生(脳神経外科学講座)による研究発表「Curved planar reformation 画像による言語野同定法新規開発」が行われた。

2.その他
@ 佐藤プロジェクト推進委員会主任から、論文申請による研究費の配分について、次回プロジェクト推進委員会において申請論文を審査のうえ研究費を中央経費から配分したい旨提案があり、委員会としてこれを承認した。

 A 佐藤プロジェクト推進委員会主任から、中間報告書(冊子体)の作成進捗状況について報告があり、委員会としてこれを確認した。

 B 佐々木講師から、委員会として引き続き検討している第3期ハイテク・リサーチ・センター整備事業に向けての方向性について、研究遂行の中心となる具体的な機種の提案があった。


 次回委員会の開催予定
平成18年11月20日(月) 午後5時



日 時:平成18年9月19日(月) 17時〜17時50分
場 所:記念館10階 同窓会室

出席者
人見(第一解剖)、佐藤(第二解剖)、佐々木、木村、渡辺(第一生理)、菅野(第一病理)、前沢(第二病理)、高橋(神経内科)、井上、西本(脳神経外科)、佐々木(放射線科)、遠山(バイオ)、吉岡(超高磁場MRI)、山内、宮崎、藤原(先端医療研究センター)、吉田、澤田(研助)

審議事項
1.中間報告書の提出について
   佐藤プロジェクト推進委員会主任から、研究期間3年目に提出する研究進捗状況報告書(中間報告書)について、各研究者から提出された研究成果、業績等をもとに報告書を取り纏め、9月5日に文部科学省に提出した旨報告があり、委員会としてこれを確認した。
また、佐藤プロジェクト推進委員会主任から、研究期間5年目の最終報告および次期ハイテク・リサーチ・センター整備事業に向けて研究組織の改変および研究内容の見直し等をする必要はないかとの提案があり、各部門の研究内容等について意見交換を行った。

2.中間報告書(冊子体)の出版について
   佐藤プロジェクト推進委員会主任から、文部科学省に提出した研究進捗状況報告書のほかに冊子体の報告書を作成することについて、出版までのスケジュール、各研究者から提出いただく書類等の説明があり、委員会としてこれを確認した。
   
3.中央経費について
 佐藤プロジェクト推進委員会主任から、中央経費の8月までの予算執行状況および10月末に出版予定の中間報告書(冊子体)の印刷代等について説明があり、委員会としてこれを確認した。また、今後の中央経費の使途については、各部門の機器修理の必要性等を確認しながら、更に協議・検討することとした。

4.その他
   佐藤プロジェクト推進委員会主任から、6月19日開催の第3回プロジェクト推進委員会において、前沢助教授から要望があったDNA解析室に設置の「モレキュラーイメージャーFX」のヴァージョンアップについて説明があり、平成19年度ハイテク中央経費予算からの購入について協議した結果、委員会としてこれを承認した。


 次回委員会の開催予定
平成18年10月16日(月) 午後5時



日 時:平成18年7月24日(月) 17時〜18時20分
場 所:記念館10階 同窓会室

出席者
人見(第一解剖)、佐藤(第二解剖)、佐々木、川崎、木村、渡辺(第一生理)、水間(薬理)、菅野(第一病理)、前沢(第二病理)、高宮(法医学)、高橋(神経内科)、井上(脳神経外科)、吉岡(超高磁場MRI)、寺崎(サイクロ)、谷藤、山内、宮崎、藤原(先端医療研究センター)、吉田、澤田(研助)

審議事項
1.第4回公開シンポジウムについて
   佐藤プロジェクト推進委員会主任から、7月26日(水)開催の第4回公開シンポジウムについて、開催実施要領に基づきタイムスケジュール・業務分担・準備等の説明があり、委員会としてこれを確認した。
   また、佐々木教授から、抄録を岩手医学雑誌に掲載してはどうかとの提案があり、掲載するかについては各委員に確認することとした。

2.中間報告書の作成について
   佐藤プロジェクト推進委員会主任から、平成18年7月14日付にて文部科学省から通知のあった「私立大学学術研究高度化推進事業」の研究進捗状況報告書(中間報告書)の作成について説明があり、委員会としてこれを確認した。
   なお、報告書(様式2)のうち、項目(4)研究プロジェクトの進捗状況・研究成果等については、プロジェクト毎に作成すること、また、研究論文・雑誌についてはハイテクホームページの研究業績オンラインに今月中に登録することとした。

3.その他
   佐藤プロジェクト推進委員会主任から、第3期のハイテク・リサーチ・センター整備事業に向けて、更に飛躍していくためにもプロジェクトの方向性について各委員からの意見交換を行いたい旨提案があり、意見交換を行った。

 次回委員会の開催予定
平成18年9月19日(火) 午後5時 

日 時:平成18年6月19日(月) 17時〜18時5分
場 所:記念館10階 同窓会室

出席者
人見、磯貝(第一解剖)、佐藤(第二解剖)、木村、渡辺(第一生理)、水間(薬理)、菅野(第一病理)、前沢(第二病理)、高宮(法医学)、加藤(第一内科)、高橋(神経内科)、井上(脳神経外科)、鈴木(精神科)、佐々木(放射線科)、村井(血液内科)、遠山(バイオ)、吉岡(超高磁場MRI)、寺崎(サイクロ)、山内、宮崎(先端医療研究センター)、吉田、澤田(研助)

審議事項
1.第4回公開シンポジウムについて
   佐藤プロジェクト推進委員会主任から、シンポジウムのAbstractの作成について説明があり、ハイテクのホームページから書式をダウンロードしA4版1枚に作成し、7月3日(月)までに佐藤主任宛にメールで提出するよう依頼があり、委員会としてこれを確認した。

2.研究発表
   高宮先生(法医学)による研究発表が行われた。

3.その他
 @ 佐藤プロジェクト推進委員会主任から、平成18年度先端医療研究センター(ハイテク分)の各講座への研究費配分額について資料に基づき説明があり、委員会としてこれを確認した。

A 佐藤プロジェクト推進委員会主任から、平成17年度の先端医療研究センターの装置・設備の利用状況について資料に基づき説明があり、委員会としてこれを確認し、更に有効活用するよう要請があった。
   また、前沢助教授から、平成11年度にハイテク・リサーチ・センター整備事業により整備を行ったDNA解析室に設置の「モレキュラーイメージャーFX」について、レーザー交換(約500万円)が必要となってきており、経費について平成19年度のハイテク予算で検討していただきたい旨要望があり、平成19年度予算申請の際に協議・検討することとした。
 
 次回委員会の開催予定
平成18年7月24日(月) 午後5時


日 時:平成18年5月22日(月) 17時30分〜18時40分
場 所:記念館10階 同窓会室

出席者
人見(第一解剖)、佐藤(第二解剖)、佐々木、川崎、木村(第一生理)、水間(薬理)、菅野(第一病理)、前沢(第二病理)、高宮(法医学)、井上(脳神経外科)、間藤(精神科)、佐々木(放射線科)、村井(血液内科)、遠山(バイオ)、吉岡(超高磁場MRI)、谷藤、山内、宮崎、藤原、永田(先端医療研究センター)、吉田、澤田(研助)

審議事項
1.研究成果報告会および講演会について
   研究成果報告会および講演会について協議した結果、次のとおり開催(案)が提案された。詳細については今後更に協議・検討していくこととした。

  @日時 平成18年7月26日(水)
  A会場 記念館9階 講義室
  B時間 午前9時30分〜午後4時
  C招待講演者及び担当者
   原田先生(徳島大学)、佐々木先生(放射線科)
   宮内先生(通信総合研究機構)、吉岡先生(超高磁場MRI)
   西道先生(東京理科学研究所)、遠山先生(バイオ)
   祖父江先生(大阪大学)、佐藤先生(第二解剖)
  D学内講演者
   佐々木先生(放射線科)
   人見先生又は磯貝先生(第一解剖)
  Eタイムスケジュール
   午前:イメージング部門
招待講演者:2名、1人当たり50分程度の発表
学内講演者:1名、30分程度の発表  
   午後:セルバイオロジー部門
招待講演者:2名、1人当たり50分程度の発表
学内講演者:1名、30分程度の発表

9:30〜9:40   挨拶
   9:40〜10:30  講演@
      休憩
10:40〜11:30 講演A
休憩
11:40〜12:10 佐々木先生
昼食
13:00〜13:50 講演B
休憩
14:00〜14:50 講演C
休憩
15:00〜15:30 人見先生又は磯貝先生
  
Fポスター発表
   ・アブストラクトは英文、他は和文とする。
   ・作成についての要項は、ホームページに掲載する。
   ・オープンとの共催のため、午前にハイテク、午後にオープンと2回に分けてポスター発表をしたらどうか。

  Gその他
   ・タイトル、プログラム等が決定したら講演者に招聘状を送付する。

 2.研究発表
   前沢先生(第二病理)による研究発表が行われた。
 
3.その他
   次回の研究発表は高宮先生(法医学)に依頼することとした。

日 時:平成18年4月17日(月) 17時30分〜18時40分
場 所:記念館10階 同窓会室

出席者
人見、磯貝(第一解剖)、佐藤、木村(第二解剖)、川崎、木村、渡辺(第一生理)、水間(薬理)、前沢(第二病理)、加藤(一内科)、高橋(神経内科)、井上(脳神経外科)、佐々木(放射線科)、村井(血液内科)、遠山(バイオ)、吉岡(超高磁場MRI)、藤原、宮崎(先端医療研究センター)、吉田、澤田(研助)

審議事項
1.PDの採用面接について
  ポスト・ドクター採用候補者の谷藤吾朗氏(山形大学大学院理学研究科平成18年3月修了)、の採用面接について、研究指導者の人見教授から経歴の紹介の後、研究発表を行いプロジェクトに参加する抱負等を聴取した結果、経歴及び研究実績に問題もなく研究成果が期待できることから委員会として承認し教授会に上申することとした。

2.その他
@中間報告書の作成及び講演会等の開催について
 佐藤プロジェクト推進委員会主任から、学術研究高度化推進事業のスケジュールに基づき中間評価について説明があり、文部科学省に提出する中間報告書を平成18年9月に向けて作成していくことを委員会として確認した。
また、中間報告書の作成に伴い、研究成果の報告会及び学外講師を招聘した講演会の開催について協議した結果、下記のとおり日程等の提案があり、具体的な内容等については、今後更に協議・検討していくこととした。 

・日  時 平成18年7月26日(水)9時から17時頃
       午前中:学外講師による講演会、午後:研究成果報告会
 ・学外講師 4名程度
・会  場 学内の講義室
・ポスター発表 会場の確保により実施するか検討する。

A研究者の交替について
 事務局から平成18年3月31日をもって神経損傷・修復部門の槍澤公明先生(神経内科学講座)が退職されたとの報告があり、退職に伴うプロジェクトへの新規参加について協議した結果、当面は補充を見合わせることとした。




日 時:平成18年3月20日(月) 17時〜18時20分
場 所:記念館10階 同窓会室

出席者
人見(第一解剖)、佐々木、川崎、木村、渡辺(第一生理)、菅野(第一病理)、前沢(第二病理)、加藤(一内科)、鈴木(精神科)、村井(血液内科)、遠山(バイオ)、吉岡(超高磁場MRI)、寺崎(サイクロ)、藤原、永田(先端医療研究センター)、吉田、澤田(研助)

佐藤プロジェクト推進委員会主任が欠席により佐々木教授が議長を務めた。

審議事項
1.平成17年度研究成果報告書について
  佐々木教授から、3月17日提出期限の平成17年度研究成果報告書について報告があり、未提出の場合は早急に研究助成課に提出するよう依頼があった。


2.研究発表
  内科学第一講座 加藤助教授による研究発表が行われた。
  「肝性脳症の病態と診断 −潜在性肝性脳症を含めて−」


3.その他
  佐々木教授から、選定後3年目の平成18年度に実施される中間評価について、研究成果報告書の作成、シンポジウムの開催等のタイムスケジュールについて今後協議・検討し、具体的な準備に入っていく必要がある旨説明があった。
また、ポスト・ドクターの募集について、平成18年度の予算定員5名に対し現在3名の採用となっており引き続き募集している旨報告があり、候補者があれば4月又は5月のプロジェクト推進委員会で面接していくこととした。




日 時:平成18年2月20日(月) 17時〜18時30分
場 所:記念館10階 同窓会室

出席者
人見(第一解剖)、佐藤、齋野(第二解剖)、佐々木、川崎、木村、渡辺(第一生理)、立川、工藤(薬理)、菅野(第一病理)、前沢(第二病理)、加藤(一内科)、高橋(神経内科)、井上(脳神経外科)、佐々木(放射線科)、遠山(バイオ)、吉岡(超高磁場MRI)、佐藤(歯科麻酔)、阿久津、藤原、(先端医療研究センター)、吉田、澤田(研助)

審議事項
1.平成17年度研究成果報告書について
 井上プロジェクト推進委員会副主任から、平成17年度研究成果報告書の提出について説明があり、3月17日までに研究助成課に提出することを委員会として確認した。

2.平成18年度各講座の予算配分について
 井上プロジェクト推進委員会副主任から、各講座からの申請をもとに傾斜配分した平成18年度予算(案)について資料により説明があり協議の結果、原案どおり承認した。
なお、昨年度より大幅に予算を増額した講座については増額理由を確認し、研究計画との妥当性を確認したところ、特に問題もないことから申請額のとおり配分することを委員会として承認した。
また、中央経費の使途については来年度の中間報告書作成に係る経費等を踏まえて今後更に検討していくこととした。

3.PDの採用面接について
  ポスト・ドクター採用候補者の高橋 正氏(現、岩手大学大学院連合農学研究科、3月修了見込み)、宮崎憲一氏(現、東北大学大学院生命科学研究科、3月修了見込み)の採用面接について、研究指導者からの経歴の紹介の後、研究発表を行いプロジェクトに参加する抱負等を聴取した結果、経歴及び研究実績に問題もなく研究成果が期待できることから委員会として承認し教授会に上申することとした。

日 時:平成18年1月23日(月) 17時〜19時30分
場 所:記念館10階 同窓会室

出席者
人見(第一解剖)、佐々木(第一生理)、立川、工藤(薬理)、菅野(第一病理)、増田、前沢(第二病理)、高宮(法医学)、井上(脳神経外科)、鈴木(精神科)、佐々木(放射線科)、遠山(バイオ)、寺崎(サイクロ)、佐藤(歯科麻酔)、阿久津、藤原、ムハマド・ムバラク・ホサイン、永田(先端医療研究センター)、吉田、澤田(研助)

佐藤プロジェクト推進委員会主任が欠席により人見教授が議長を務めた。

審議事項
1.論文申請について
 人見教授から、論文申請による中央経費の配分について、資料により報告があり協議の結果、申請のあった25件に対し1件につき10万円を配分することを委員会として承認した。なお、脳神経外科学講座からは10件の申請があったが、中央経費の予算上、平成17年度は70万円を配分し、平成18年度に30万円を配分することとした。

2.PD研究発表について
 PD3名による研究発表が行われた。
@「The inhibitory effects of statins on Catecholamine Secretion in Cultured
Bovine Adrenal Chromaffin Cells」
    先端医療研究センター ムハマド ムバラク ホサイン

A「神経細胞の機能と特性のイメージング」
先端医療研究センター 阿久津 仁美

B「3Tesla MRIデータの3次元可視化とその臨床応用に関する研究」
    先端医療研究センター 藤原 俊朗


日 時:平成17年12月19日(月) 17時〜19時30分
場 所:記念館10階 同窓会室

出席者
人見(第一解剖)、佐藤・齋野(第二解剖)、佐々木・木村・渡辺(第一生理)、工藤(薬理)、菅野(第一病理)、前沢(第二病理)、加藤(第一内科)、井上(脳神経外科)、佐々木(放射線科)、村井(血液内科)、遠山(バイオ)、寺崎(サイクロ)、阿久津・藤原・ムハマド・ムバラク・ホサイン・永田(先端医療研究センター)、吉田、澤田(研助)

審議事項
1.先端医療研究センター運営委員会委員について
 佐藤プロジェクト推進委員会主任から、先端医療研究センター運営委員会について説明があり、資料のとおり委員を選出したい旨提案があり、委員会としてこれを承認した

2.平成18年度予算について
 佐藤プロジェクト推進委員会主任から、平成18年度予算申請について今年度と同額の3,000万円を申請することとし、各講座の配分については申請をもとに傾斜配分したい旨提案があり、委員会としてこれを承認した。予算申請の各部門の計画書は1月10日(火)までに研究助成課に提出することとした。

3.中央経費について
 佐藤プロジェクト推進委員会主任から、現時点で中央経費が220万円執行されていないことから、研究の進捗状況により重点配分を希望する講座及び論文申請により1件10万円を配分したい旨提案があり、委員会としてこれを承認した。

4.研究発表について
 齋野先生(解剖学第二講座)、木村先生(生理学第一講座)による研究発表が行われた。

5.その他
 ポスト・ドクターの研究発表について、1月16日(月)にオープンプロジェクトと共催の予定であったが、発表者の日程の都合上、オープンプロジェクトは1月16日(月)、ハイテクプロジェクトは1月23日(月)に開催することとした。
評価については、先端医療研究センター運営委員会委員及びポスト・ドクターの研究指導者に一任することとした。


日 時:平成17年11月21日(月) 17時〜18時35分
場 所:記念館10階 同窓会室

出席者
佐藤(第二解剖)、佐々木(第一生理)、工藤(薬理)、前沢(第二病理)、加藤(第一内科)、井上(脳神経外科)、鈴木・柴田(精神科)、佐々木(放射線科)、吉岡(超高磁場MRI)、阿久津・藤原・永田(先端医療研究センター)、吉田、澤田(研助)

議題

1. 中央経費の配分について
佐藤プロジェクト推進委員会主任から、ハイテクプロジェクトの中央経費の配分について、研究の進捗状況により重点配分を希望する講座に配分したい旨提案があり協議の結果、バイオイメージングセンター所属のNikonレーザー顕微鏡のレーザー交換が必要であり研究費を配分することを委員会として承認した。

2. 平成18年度ポスト・ドクターの公募について
佐藤プロジェクト推進委員会主任から、平成18年度採用のポスト・ドクターの公募について、予算定員5名に対して現在3名の採用となっており引き続き公募し、1月又は2月のプロジェクト推進委員会で面接し、教授会に上申し採用決定していきたい旨提案があり協議の結果、これを承認した。
また、現在採用されている3名のポスト・ドクターについて、1年間の研究成果の発表会を実施することを委員会として承認した。発表会の開催時期については、1月14日(土)を予定しオープンプロジェクトと共催していく方向で今後協議・検討していくこととした。

3. ハイテク・リサーチ・センター整備事業のスケジュールについて
佐藤プロジェクト推進委員会主任から、学術研究高度化推進事業(ハイテク・リサーチ・センター整備事業)の5年間のスケジュールについて、文部科学省からの資料により説明があり、委員会としてこれを確認した。また、来年度に文部科学省から中間評価を受けことからシンポジウムの開催等について協議した結果、開催時期、講師の招聘、オープンプロジェクトとの共催等について今後引き続き協議・検討していくととした。

4.研究発表について
工藤先生(薬理学講座)、鈴木先生及び柴田先生(神経精神科学講座)による研究発表が行われた。

●薬理 工藤
ステロイドホルモンの神経系に及ぼす効果
短期効果:受容体(チャネル型が主) and/or チャネル non-genomic effect
長期効果:核移行 genomic effect

ステロイドホルモン→ニコチン受容体を抑制?
  牛クロマフィン細胞にステロイドDHEAを与えると、Achに対する刺激でおきるカテコールアミンの分泌が抑制される。
  Na+ influxが抑えられている。

  アフリカツメガエルの卵細胞にニコチン受容体の各サブタイプのmRNAsをinjectionしてみる。
  この標本でも抑制作用が出てくる。

一方、
  DHEAS(S基のせいか細胞内に入っていかない)を牛クロマフィン細胞に作用させるとspontaneousなカテコラミンの分泌が増加する!
  この増加はCa2+channel blockerで抑えられる。カテコールアミンの生合成はむしろ低下。
  長期のnon-genomic effectがありそうだ。
  
●精神科 柴田 鈴木
鬱病における青斑核のNeuromelanin
鬱病のモノアミン仮説(セロトニン、ドパミン、ノルアドレナリンが低値なため鬱病になる?)
3Tesla MRIで見ると、青斑核のコントラストが低下する。鬱病でTH低下→ノルアドレナリンとニューロメラニンが低下する。

Ventral tegmental areaのドパミンニューロンのイメージングにとりかかっている最中
サブタイプの同定 予後判定に使えるか?

●精神科 奥山 鈴木
高齢発症の統合失調症−いまだに議論有り
現在でも統合失調症、気分障害、器質性障害が分けられている(実際は一緒のところがかなりある?)

若年者の統合失調症で脳構造異常が見つかっている。-発達性の障害か?
高齢初発の統合失調症は? 遅発パラフレニー or 変性もあるか?

late-onsetとearly-onsetとの相違は? 更に、40歳からの発症と60歳以上の発症(very late-onset)も異なる?

鬱が無く、認知症でも無い高齢者の妄想幻覚患者のMRIを見たが、今のところ白質病変に差が見られない。
皮質前頭葉に萎縮が認められる人が多い(認められない人もいる)

結果:器質性異常が認められることが多いが、必ずしもそうではない。→精神疾患の異種性! ひとくくりにはできない。



平成17年10月17日(月) 16時45分〜17時30分
場 所:記念館10階 同窓会室

出席者
人見・磯貝(第一解剖)、佐藤(第二解剖)、工藤(薬理)、菅野(第一病理)、前沢(第二病理)、高宮(法医)、鈴木(精神科)、佐々木(放射線科)、吉岡(超高磁場MRI)、寺崎(サイクロ)、阿久津・藤原・永田(先端医療研究センター)、吉田、澤田(研助)

審議事項

1. 研究発表
  寺崎先生(サクロトロンセンター)、吉岡先生(超高磁場MRI研究施設)による研究発表が
行われた。

2. その他
来年度に文部科学省から中間評価を受けことからシンポジウムの開催等について検討した
  結果、開催時期、講師の招聘、オープンプロジェクトとの共催等について今後も引き続き検
  討していくととした。


平成17年9月20日(火) 17時〜18時
場 所:記念館10階 同窓会室

出席者
佐藤・木村(二解剖)、佐々木・木村・渡辺(第一生理)、工藤(薬理)、菅野(一病理)、前沢(二病理)、加藤(一内科)、井上(脳神経外科)、佐々木(放射線科)、遠山(バイオ)、阿久津・藤原・永田(先端医療研究センター)、澤田(研助)

審議事項
1. 研究発表
  菅野先生(病理学第一講座)による研究発表が行われた。

2.その他
・ 佐藤プロジェクト推進委員会主任からWebのパソコンが復旧したことにより、研究業績及
び研究進捗状況の登録、ハイテク主催の講演会・セミナーについても掲載できるように調整
中との報告があった。

・ 佐藤プロジェクト推進委員会主任からプロジェクトの5年間のスケジュールについて説
明があり、平成18年9月に中間報告書を作成し文部科学省から中間評価を受けること等を
確認した。

・ 10月5日(水)開催の講演会「システム医学としてのがんの臨床研究」について報告が
あった。



平成17年7月19日(月) 17時〜18時35分
場 所:記念館10階 同窓会室

出席者
人見(第一解剖)、佐藤(二解剖)、佐々木・木村・渡辺(第一生理)、工藤(薬理)、菅野(一病理)、前沢(二病理)、高宮(法医学)、高橋(神経内科)、井上(脳神経外科)、鈴木(精神科)、寺崎(サイクロ)、阿久津・藤原・永田(先端医療研究センター)、吉田、澤田(研助)

審議事項
1.研究発表
  佐藤(洋)先生(解剖学第二講座)による研究発表が行われた。

2.その他
 ・ 佐藤プロジェクト推進委員会主任から現在進行しているプロジェクトはまだ2年目ではあ
  るが今後大学の移転事業に伴い、次期ハイテクプロジェクトの方向性について委員会として
  テーマ等を提案してほしいとの要望があり、今後継続して検討していくこととした。

・ 8月24日(水)開催のハイテクセミナー「スフィンゴ脂質代謝と血管および神経管の形成」
について報告があった。

平成17年6月20日(月) 17時〜18時50分
場 所:記念館10階 同窓会室

出席者
人見(第一解剖)、佐藤・木村(二解剖)、佐々木・木村・渡辺(第一生理)、工藤(薬理)、菅野(一病理)、加藤(一内科)、高橋(神経内科)、井上(脳神経外科)、鈴木(精神科)、佐々木(放射線科)、遠山(バイオ)、寺崎(サイクロ)、吉岡(超高磁場MRI)、佐藤(歯麻酔)、阿久津・藤原・永田(先端医療研究センター)、吉田、澤田(研助)

審議事項
1.研究発表
  藤原先生(先端医療研究センター)による研究発表が行われた。

2.研究進捗状況
  各研究プロジェクトの進捗状況について報告が行われた。
 
3.その他
佐藤プロジェクト推進委員会主任からハイテクのWebを管理しているパソコンが故障した
  との報告があり、新規に購入するための費用について協議した結果、今年度のハイテク予算
  の中央経費から支出することが承認された。また、Webの管理については引き続き佐藤プロ
  ジェクト推進委員会主任に依頼することとした。

平成17年5月16日(月) 17時〜18時15分
場 所:記念館10階 同窓会室

出席者
人見・磯貝(第一解剖)、佐藤(第二解剖)、川崎(第一生理)、工藤(薬理)、菅野(一病理)、前沢(第二病理)、加藤(一内科)、井上(脳神経外科)、佐々木(放射線科)、村井(血液内科)、遠山(バイオ)、吉岡(超高磁場MRI)、阿久津・藤原・Hossain・永田(先端医療研究センター)、吉田、澤田(研助)

審議事項
1. 平成17年度予算案について
  佐藤プロジェクト推進委員会主任から各講座からの申請をもとに傾斜配分した平成17年度
 の予算案について、資料により説明があり協議の結果、原案どおり承認された。
  また、中央経費については、昨年度と同様に論文申請により再配分することとした。

2.研究発表
  磯貝先生(解剖学第一講座)による研究発表が行われた。
 
3.研究進捗状況
  各研究プロジェクトの進捗状況について報告が行われた。


平成17年4月18日(月) 17時〜18時
場 所:記念館10階 同窓会室

出席者
人見(第一解剖)、佐藤(第二解剖)、佐々木・木村(第一生理)、立川・工藤(薬理)、阿保(第二病理)、高橋(神経内科)、井上(脳神経外科)、鈴木(精神科)、佐々木(放射線科)、村井(血液内科)、遠山(バイオ)、吉岡(超高磁場MRI)、寺崎(サイクロ)、佐藤(歯科麻酔)、阿久津・藤原・Hossain・永田(先端医療研究センター)、吉田、澤田(研助)

審議事項
1. PDの紹介
佐藤プロジェクト推進委員会主任から平成17年4月1日付で採用となったポスト・ドクターの藤原先生、Hossain先生について紹介があった。

2.研究発表
  バイオイメージングセンター2年の赤木巧先生による研究発表が行われた。
  「凍結超薄切片法の応用と可能性−安定的手技の確立と電顕細胞化学法への応用−」

3. 研究進捗状況
  各研究プロジェクトの進捗状況について報告が行われた。


平成17年4月〜11月 サーバー不備に付き、詳細な議事録消失



平成17年3月14日 
場所:記念館10階同窓会室

出席者
佐々木、川崎、木村、渡辺(第一生理)、佐藤(第二解剖)、高橋(細菌)、工藤(薬理)、菅野(第一病理)、阿保(第二病理)、高宮(法医)、加藤(第一内科)、井上(脳神経外科)、鈴木(精神科)、遠山(バイオ)、吉岡(超高磁場MRI)、阿久津(先端医療研究センター)、吉田、澤田(研助)


議題:
    1 研究成果報告書と研究進捗状況
      3月14日までにファイルを送付した研究チームから研究状況を報告してもらった。
      これをもとに16年度の成果報告を大学学長におこなう(来月末)。
      まだ、報告書を送付していないチームは、3月19日までにyisatoh@iwate-med.ac.jp宛まで送ること。

    2 来年度から、研究データの相互評価をおこなうこととした(論文発表になるだけのデータがでたところがおこなう)。来月は遠山教授

    3 次回開催日は4月18日


平成17年2月21日 
場所:記念館10階同窓会室

出席者
佐々木、木村(第一生理)、人見、磯貝(第一解剖)、佐藤(第二解剖)、高橋(細菌)、立川、工藤(薬理)、菅野(第一病理)、高橋(神経内科)、井上(脳神経外科)、鈴木(精神科)、佐々木(放射線科)、遠山(バイオ)、吉岡(超高磁場MRI)、阿久津(先端医療研究センター)、吉田、澤田(研助)

議題:
   1  PostDoctor採用に関する面接
      Mr. Muhammad Mubarak Hossain (現、岩手大学農学部獣医学科薬理学研究室博士課程、3月修了見込み)を面接。
      経歴と実績、抱負を聴取の後、満場一致で、PDに推薦された。

   2  平成16年度研究成果報告書
      次回プロジェクト推進委員会(3月14日までに佐藤まで提出)。(書式は こちら
   3  研究進捗状況
     画像部門より、新たな画像取得プロトコルのソフトウエアが導入されることと、BOLD Venographyによって
     酸素摂取率がが解析できる事が報告された。

   4 その他
      中央経費残は、既にマイナスになった部門へ配分することとした。
      次回は3月14日



平成17年1月17日 
場所:記念館10階同窓会室

出席者
佐々木(第一生理)、木村(第一生理)、人見(第一解剖)、磯貝(第一解剖)、佐藤(第二解剖)、高橋(細菌)、工藤(薬理)、菅野(第一病理)、阿保(第二病理)、高橋(神経内科)、井上(脳神経外科)、鈴木(精神科)、佐々木(放射線科)、村井(血液内科)、遠山(バイオ)、吉岡、(超高磁場MRI)、阿久津(先端医療研究センター)、澤田(研助)



議題:
   1  PostDoctor採用に関する面接
      藤原俊朗氏(現、岩手県立大学ソフトウエア情報学博士課程、3月終了見込み)を面接。
      経歴と実績、抱負を聴取の後、満場一致で、PDに推薦された。

   2  平成17年度予算案
      傾斜配分に伴い講座負担金も傾斜負担する案は当該講座の負担になるため、講座負担額はそのまま
      据え置きで、傾斜配分をおこなうことにした。

研究進捗状況に関して

1.ラット脳血管標本(中大脳動脈〜細動脈〜終末細動脈)を用いて、各種刺激物を投与した場合に発生する収縮と細胞内カルシウムイオン濃度変動を観察し、受容体の型を薬理学的に同定する。[佐藤:2解剖]→現在、大学院生を中心に実験中。TXA2とPAR2刺激で律動的な反応が生じた。これは脳の細動脈でおきやすいが、他の血管ではむしろカルシウム濃度の低下が見られた。 [佐々木:1生理]→RhoKinaseの効果を見る実験を継続企図中。BSEのため、ウシの脳の動脈標本が作製できないため、ラット脳血管を利用する予定で来年度に予算申請する。

2.遺伝子工学的に血管発生に関与する遺伝子を強制発現あるいはノックアウトしたゼブラフィッシュを用いて、血管形成のバイオイメージングをおこなう。[磯貝・人見:1解剖]→ゼブラフィシュ飼育システムを完成。2光子顕微鏡導入済み。内部デテクターで24時間イメージング可能。今のところ、Photodamageは無い。内部Detectorで画像取得可能。更に外部detectorの使用を企画。ノックアウトゼブラフィッシュ:網羅的に検索し、変動量の多いものを候補遺伝子として、ノックアウトアウトを検討。トランスジェニック:平滑筋へEGFP導入予定。その準備段階でPhallacidinによる染色をおこない、血管平滑筋の発生を見ている。分子生物学的な抑制とイメージングを組み合せた実験を企画。内皮細胞の遺伝子発現をin vitroで実験予定。

3.マウスからHoechst 33342非染色の骨髄幹細胞(ABC:ATP-binding cassette) トランスポーターを強発現していると思われる)を同定分離する。[阿保:2病理]→まだFACS ARIAが納入されていないので、六ヶ所村で実験中。骨髄をダメにしたマウスにSP細胞のpopulationを移植し、3ヶ月以上生き延びることを確認。なお、ARIAは12月納入。使用方法が通常のセルソーターに比べ難しいので、1月26-28日に研修(closed)。

4.弾性動脈の血管内皮、弾性線維と平滑筋線維、膠原線維、その他プロテオグリカンなどの状態を画像解析装置を用いて計測する。[澤井:1病理]→症例を集めて、形態計測の可否を検討し、論文作成に入っている。Microdissectionは納入され、10月9日に公開。論文作成中

5.EBV感染NK/T細胞での接着因子発現をリアルタイムRT-PCRおよびフローサイトメトリーで検討する。[菅野:1病理]→いくつかの接着因子の変動を同定し、測定中。Western Blotをおこなう予定。

1 肝性脳症モデルラットの作成 [加藤:1内]→ヒトの肝硬変患者でMRI画像撮像(Hepatology Researchに受理)。治療効果の画像診断も試みている。PETで脳症やDopamine Receptorの分布を検討。実験動物も作製予定。

2 慢性虚血モデルラットの作成 [井上:脳外科]→ヒトの実験を開始 →聴覚刺激装置と視覚刺激装置が導入され、局在した部のシグナルがとれた。

3 高分解能型受信コイルの作製 [吉岡:MRIセンター]→歯学部のもので実験。空間的解像度の向上とともに、時間分解能の向上を図っている。

4 DICOM server[佐々木:放射線科]→10月に導入稼動。内丸地区と専用端末で接続している。セキュリティーを重視した接続形態をとっている。

5 脳出血例の経時変化撮像[井上:脳神経外科]→症例を集めて撮像を継続。吉岡先生とともにMRSも試みている。

6 自動コリン合成システム[寺川:サイクロ]→18Fの基礎データ集積中、新規PET導入が住民の反対で頓挫。

7 撮像プロトコール開発[佐々木:放射線科]→Neuromelaninの撮像は、パーキンソン病の患者さんで論文作成中。加齢変化も検討中。脳実質内の小静脈の描出 (BOLD Venography)はテント上とテント下で検討。Injectionとの比較をおこなっている。多発性硬化症で所見が出ている。
  [鈴木:精神科]→パニック症状、うつ病などの状況におけるNeuromelaninの画像解析を継続。脱落症例があるため、症例数を増やすことができない。

8 高分解能画像取得装置[佐々木:放射線科]→ハードウエアのバージョンアップ予定(1月末。そこから3週間工事)。これにより更なる高解像度が期待できる。

9 [高橋:神経内科]→MRIを使ってパーキンソン病などの疾患における細胞分布密度を定量化。CSF内のドーパミン量と画像所見の相関を検討。
1.アメフラシを用いて受容体応答発現に際して単量体G蛋白(Rhoなど)が果す機能を解析する。[佐々木:1生理]→ARFに関するデータ集積し、学会発表をおこなった。ドーパミンに関してペーパー作成。

2.脳損傷モデルを用いて、脳損傷急性期におけるサイトカイン発現量を経時的に追跡する。[高宮:法医]→動物舎における感染で、実験動物を屠殺しなければならず、実験をやりなおさなければいけなくなったが現在は復旧。今年度は1因子しか検討できなかったが今後は複数の因子をチェックする予定。

3.ベロ毒素によるヒトの脳症(痙攣や意識障害、脳の浮腫)のウサギモデルを使用し、髄液中および血清中の炎症性サイトカイン(とくにTNF-α)のELISAによる検出系を確立し定量化する。[高橋:細菌]→まだ手をつけていない。平成17年度の仕事が先行。VERO毒素投与のウサギ脳で、TNFαのOver expressionやアポトーシスを確認。II型毒素で脳浮腫がおきることから、モデル実験として使えるかどうか、検討。

4.ARB(AT1阻害薬)が低酸素性神経細胞死を抑制するのか否かをin vitro低酸素負荷モデルで確認する。[槍沢:神経内科・阿久津:ハイテク]→海馬神経細胞で開始。アミロイドβとAngiotensinIIにより、低酸素暴露で神経細胞死が増強するのを確認。Western Blotの方法を変えて、微小タンパク量の定量をおこなう予定。

5.低酸素や低栄養による海馬ニューロン、PC12細胞とC6細胞障害に対する天然物由来活性物質およびステロイドの効果とそのメカニズムを検討する。[阿久津:2解剖・ハイテク]→実験開始。海馬ニューロンは虚血・低酸素に極めて弱いため、測定機器を空調の効く部屋に移設済み。海馬ニューロンを学内に供給可能となった。[立川・工藤:薬理]→PC12でステロイドの効果に関して実験したが、効果が判然としない。薬用ニンジンではかえって細胞障害が出ている。ギセリンとステロイドの関連を調べはじめた。卵細胞へ発現させたニコチン受容体の効果を確認中。[木村:1生理]→海馬スライス標本でAMPA受容体の実験を施行。脱感作が細胞体と樹状突起で異なることがわかった。

6.新生仔ラット脳海馬標本(スライス標本、培養細胞)を用いて、薬物誘導による神経細胞障害と修復に対する評価法を検討する。[工藤:薬理]→実験準備中。

7. 各病態モデルの電子顕微鏡レベルでの基本形態解析法として、急速凍結条件を確定する。[遠山:バイオイメージング]→来年までには実験条件確定できる。Heは高価であり(1回の実験で7万円)、その費用をどうするか、イメージングセンター運営会議で決定する。最終目標であるトモグラフィーはハードルが高い(機器の未成熟による)が、一般的な凍結免疫電顕であれば抗体と組織・細胞さえ用意してもらえば、標本作製まで請け負う。1月14日、ラボツアーで公開。Ultracryoに関する論文を作成中。

8. コロナウイルスの神経学への応用[遠山:バイオイメージング]→本学P3施設にてtranssynapticな性質を解析し、応用面を検討中。線維連絡が単純なところで検証予定。サルでも感受性を有することがわかった。ウイルスの量を極少にしても感染することを確認。限局性の感染病巣を作製可能となった。

9. 神経組織修復への骨髄由来細胞の関与を明らかにする[血液内科:村井]→骨髄細胞枯渇のためのソフテックスを考慮中





平成16年12月20日 
場所:記念館10階同窓会室

出席者
佐々木(第一生理)、木村(第一生理)、渡辺(第一生理)、人見(第一解剖)、磯貝(第一解剖)、佐藤(第二解剖)、高橋(細菌)、工藤(薬理)、菅野(第一病理)、阿保(第二病理)、高宮(法医)、加藤(第一内科)、槍澤(神経内科)、井上(脳神経外科)、佐々木(放射線科)、遠山(バイオ)、村井(血液内科)、阿久津(先端医療研究センター)、吉田(研助)、澤田(研助)


議題:
   1 論文発表に伴う研究費配分
      
   2 中央経費による、研究機器購入
      MRI装置をブラッシュアップするソフトとサーバーの購入を了承
      解剖学第一講座と薬理学講座に更なる研究推進を図るため30万円を重点配分することを了承
   3  PostDoctor採用に関して
      1月17日に面接、Mr. Wangは電話面接(12/25日、辞退)
   4  平成17年度予算案
      申請をもとに傾斜配分。講座負担金をどうするかは継続審議(講座負担金も傾斜配分 or 論文本数をDutyとする)

研究進捗状況に関して

1.ラット脳血管標本(中大脳動脈〜細動脈〜終末細動脈)を用いて、各種刺激物を投与した場合に発生する収縮と細胞内カルシウムイオン濃度変動を観察し、受容体の型を薬理学的に同定する。[佐藤:2解剖]→現在、大学院生を中心に実験中。TXA2とPAR2刺激でで律動的な反応が生じた。これは脳の細動脈でおきやすいことがわかった。 [佐々木:1生理]→RhoKinaseの効果を見る実験を継続企図中。BSEのため、ウシの脳の動脈標本が作製でいないため、ラット脳血管を利用する予定で来年度に予算申請する。

2.遺伝子工学的に血管発生に関与する遺伝子を強制発現あるいはノックアウトしたゼブラフィッシュを用いて、血管形成のバイオイメージングをおこなう。[磯貝・人見:1解剖]→ゼブラフィシュ飼育システムを完成。2光子顕微鏡導入済み。内部デテクターで24時間イメージング可能。今のところ、Photodamageは無い。外部デテクターの画像改善を期待。ノックアウトゼブラフィッシュ:網羅的に検索し、変動量の多いものを候補遺伝子として、ノックアウトアウトを検討。トランスジェニック:平滑筋へEGFP導入予定。その準備段階でPhallacidinによる染色をおこない、血管平滑筋の発生を見ている。

3.マウスからHoechst 33342非染色の骨髄幹細胞(ABC:ATP-binding cassette) トランスポーターを強発現していると思われる)を同定分離する。[阿保:2病理]→まだFACS ARIAが納入されていないので、六ヶ所村で実験中。骨髄をダメにしたマウスにSP細胞のpopulationを移植し、3ヶ月以上生き延びることを確認。なお、ARIAは12月納入。まだ稼動していない。公開は1月から。

4.弾性動脈の血管内皮、弾性線維と平滑筋線維、膠原線維、その他プロテオグリカンなどの状態を画像解析装置を用いて計測する。[澤井:1病理]→症例を集めて、形態計測の可否を検討し、論文作成に入っている。Microdissectionは納入され、10月9日に公開。但し、データはまだ出ていない。

5.EBV感染NK/T細胞での接着因子発現をリアルタイムRT-PCRおよびフローサイトメトリーで検討する。[菅野:1病理]→いくつかの接着因子の変動を同定し、測定中。

1 肝性脳症モデルラットの作成 [加藤:1内]→ヒトの肝硬変患者でMRI画像撮像(Hepatology Researchに受理)。治療効果の画像診断も試みている。PETで脳症やDopamine Receptorの分布を検討。実験動物も作製予定。

2 慢性虚血モデルラットの作成 [井上:脳外科]→ヒトの実験を開始

3 高分解能型受信コイルの作製 [吉岡:MRIセンター]→歯学部のもので実験中

4 DICOM server[佐々木:放射線科]→10月に導入稼動。内丸地区と専用端末で接続している。セキュリティーを重視した接続形態をっっている。

5 脳出血例の経時変化撮像[井上:脳神経外科]→症例を集めて撮像を継続。吉岡先生とともにMRSも試みている。

6 自動コリン合成システム[寺川:サイクロ]→18Fの基礎データ集積中、新規PET導入が住民の反対で頓挫。

7 撮像プロトコール開発[佐々木:放射線科]→Neuromelaninの撮像は、パーキンソン病の患者さんで論文作成中。加齢変化も検討中。脳実質内の小静脈の描出 (BOLD Venography)はテント上とテント下で検討。Injectionとの比較をおこなっている。
  [鈴木:精神科]→パニック症状などの状況におけるNeuromelaninの画像解析を継続

8 高分解能画像取得装置[佐々木:放射線科]→ハードウエアのバージョンアップ予定(12月末から1月末。そこから3週間工事)。これにより更なる高解像度が期待できる。

1.アメフラシを用いて受容体応答発現に際して単量体G蛋白(Rhoなど)が果す機能を解析する。[佐々木:1生理]→ARFに関するデータ集積し、学会発表をおこなった。

2.脳損傷モデルを用いて、脳損傷急性期におけるサイトカイン発現量を経時的に追跡する。[高宮:法医]→動物舎における感染で、実験動物を屠殺しなければならず、実験をやりなおさなければいけなくなったが現在は復旧。今年度は1因子しか検討できなかったが今後は複数の因子をチェックする予定。

3.ベロ毒素によるヒトの脳症(痙攣や意識障害、脳の浮腫)のウサギモデルを使用し、髄液中および血清中の炎症性サイトカイン(とくにTNF-α)のELISAによる検出系を確立し定量化する。[高橋:細菌]→まだ手をつけていない。平成17年度の仕事が先行。

4.ARB(AT1阻害薬)が低酸素性神経細胞死を抑制するのか否かをin vitro低酸素負荷モデルで確認する。[槍沢:神経内科]→海馬神経細胞で開始。アミロイドβとAngiotensinIIにより、低酸素暴露で神経細胞死が増強するのを確認。

5.低酸素や低栄養による海馬ニューロン、PC12細胞とC6細胞障害に対する天然物由来活性物質およびステロイドの効果とそのメカニズムを検討する。[阿久津:2解剖]→実験開始。海馬ニューロンは虚血・低酸素に極めて弱いため、測定機器を空調の効く部屋に移設中。海馬ニューロンを学内に供給可能となった。[立川・工藤:薬理]→PC12でステロイドの効果に関して実験したが、効果が判然としない。薬用ニンジンではかえって細胞障害が出ている。ギセリンとステロイドの関連を調べはじめた。[木村:1生理]→海馬スライス標本でAMPA受容体の実験を施行

6.新生仔ラット脳海馬標本(スライス標本、培養細胞)を用いて、薬物誘導による神経細胞障害と修復に対する評価法を検討する。[工藤:薬理]→実験準備中。

7. 各病態モデルの電子顕微鏡レベルでの基本形態解析法として、急速凍結条件を確定する。[遠山:バイオイメージング]→来年までには実験条件確定できる。Heは高価であり(1回の実験で7万円)、その費用をどうするか、イメージングセンター運営会議で決定する。最終目標であるトモグラフィーはハードルが高い(機器の未成熟による)が、一般的な凍結免疫電顕であれば抗体と組織・細胞さえ用意してもらえば、標本作製まで請け負う。

8. コロナウイルスの神経学への応用[遠山:バイオイメージング]→本学P3施設にてtranssynapticな性質を解析し、応用面を検討中。線維連絡が単純なところで検証予定。サルでも感受性を有することがわかった。





平成16年11月15日 
場所:記念館10階同窓会室

出席者
佐々木(第一生理)、木村(第一生理)、渡辺(第一生理)、人見(第一解剖)、佐藤(第二解剖)、高橋(細菌)、工藤(薬理)、菅野(第一病理)、阿保(第二病理)、加藤(第一内科)、高橋(神経内科)、井上(脳神経外科)、鈴木(精神科)、遠山(バイオ)、寺崎(サイクロ)、吉岡(超高磁場MRI)、吉田(研助)、澤田(研助)




議題:
   1 中央経費配分に関して
   2 PD応募状況について


   研究費に関して
   ○ 事務より、経費は1月末までに執行するようにとの要請があった。

   ○ 中央経費が、現時点では800万円、執行されずに残っている。この配分に関して討議した。
      学内で整備しなければならないTG飼育用ケージに研究費を使用している部門・講座の研究費が不足
      していることから、そちらへ重点配分することにする。

   ○ 機器の保守点検は再来年度から契約することとする。
   ○ 保守期間終了後に修理費が発生した場合を考え、来年度も中央経費を多めにとることにする。

   ○ 来年度の各部門における予算請求を今月中におこなってもらう。
  
 

   PD応募状況
   ○ 現時点でPDに正式に応募してきたのは、1名のみであるが、応募希望者が数名いる。
      (県立大プログラマー 2名?、 北海道大学 1名? 阪大 1名?、中国北京師範大学 細胞生物学者1名)
   ○ 12月の推進委員会までに応募希望者が出そろうのを待つ。

  



平成16年10月18日 
場所:記念館10階同窓会室

出席者
佐々木(第一生理)、木村(第一生理)、人見(第一解剖)、佐藤(第二解剖)、遠山(バイオ)、高橋(細菌)、工藤(薬理)、菅野(第一病理)、阿保(第二病理)、高宮(法医)、加藤(第一内科)、高橋(神経内科)、村井(血液内科)、佐々木(放射線科)、吉田(研助)、澤田(研助)



議題:
   1 研究進捗状況確認
   2 研究機器の納入と稼動状況

研究進捗状況に関して

1.ラット脳血管標本(中大脳動脈〜細動脈〜終末細動脈)を用いて、各種刺激物を投与した場合に発生する収縮と細胞内カルシウムイオン濃度変動を観察し、受容体の型を薬理学的に同定する。[佐藤:2解剖]→現在、大学院生を中心に実験中。TXA2で律動的な反応が生じたので解析をはじめたところである。他にPARsの刺激を企図している。 [佐々木:1生理]→RhoKinaseの効果を見る実験を継続企図中。土肥先生が多忙のため、また実習開始時期と重なり、中断中

2.遺伝子工学的に血管発生に関与する遺伝子を強制発現あるいはノックアウトしたゼブラフィッシュを用いて、血管形成のバイオイメージングをおこなう。[磯貝・人見:1解剖]→ゼブラフィシュ飼育システムを完成。2光子顕微鏡導入済み。ただしPulse Laser不調。交換は12月までにおこなうように、SpectraPhysic社に要請。ノックアウトゼブラフィッシュ:網羅的に検索し、変動量の多いものを候補遺伝子として、ノックアウトアウトを検討。トランスジェニック:平滑筋へEGFP導入予定。

3.マウスからHoechst 33342非染色の骨髄幹細胞(ABC:ATP-binding cassette) トランスポーターを強発現していると思われる)を同定分離する。[阿保:2病理]→まだFACS ARIAが納入されていないので、六ヶ所村で実験中。(ARIAは11月納入予定、公開は1月から、部屋の改装が2週間ほど遅れている。)

4.弾性動脈の血管内皮、弾性線維と平滑筋線維、膠原線維、その他プロテオグリカンなどの状態を画像解析装置を用いて計測する。[澤井:1病理]→症例を集めて、形態計測の可否を検討中。Microdissectionは納入され、10月9日に公開。

5.EBV感染NK/T細胞での接着因子発現をリアルタイムRT-PCRおよびフローサイトメトリーで検討する。[菅野:1病理]→いくつかの接着因子の変動を同定済み。

1 肝性脳症モデルラットの作成 [加藤:1内]→ヒトの肝硬変患者でMRI画像撮像(Hepatology Researchに受領)。実験動物も作製予定。

2 慢性虚血モデルラットの作成 [井上:脳外科]→ヒトの実験を開始

3 高分解能型受信コイルの作製 [吉岡:MRIセンター]→歯学部のもので実験中

4 DICOM server[佐々木:放射線科]→10月に導入稼動。内丸地区と専用端末で接続している。セキュリティーを重視した接続形態をっっている。

5 脳出血例の経時変化撮像[井上:脳神経外科]→症例を集めて撮像をはじめている

6 自動コリン合成システム[寺川:サイクロ]→18Fの基礎データ集積中、新規PET導入が住民の反対で頓挫。

7 撮像プロトコール開発[佐々木:放射線科]→Neuromelaninの撮像は、パーキンソン病の患者さんで論文作成中。加齢変化も検討中。脳実質内の小静脈の描出 (BOLD Venography)はテント上とテント下で検討。
  [鈴木:精神科]→パニック症状などの状況におけるNeuromelaninの画像解析を開始

8 高分解能画像取得装置[佐々木:放射線科]→ハードウエアのバージョンアップ予定(12月末から1月末。そこから3週間工事)。これにより更なる高解像度が期待できる。

1.アメフラシを用いて受容体応答発現に際して単量体G蛋白(Rhoなど)が果す機能を解析する。[佐々木:1生理]→ARFに関するデータ集積し、学会発表をおこなう。

2.脳損傷モデルを用いて、脳損傷急性期におけるサイトカイン発現量を経時的に追跡する。[高宮:法医]→動物舎における感染で、実験動物を屠殺しなければならず、実験をやりなおさなければいけなくなった。

3.ベロ毒素によるヒトの脳症(痙攣や意識障害、脳の浮腫)のウサギモデルを使用し、髄液中および血清中の炎症性サイトカイン(とくにTNF-α)のELISAによる検出系を確立し定量化する。[高橋:細菌]→まだ手をつけていない。

4.ARB(AT1阻害薬)が低酸素性神経細胞死を抑制するのか否かをin vitro低酸素負荷モデルで確認する。[槍沢:神経内科]→海馬神経細胞で開始。

5.低酸素や低栄養による海馬ニューロン、PC12細胞とC6細胞障害に対する天然物由来活性物質およびステロイドの効果とそのメカニズムを検討する。[阿久津:2解剖]→実験開始。海馬ニューロンは虚血・低酸素に極めて弱いため、測定機器を空調の効く部屋に移設中。海馬ニューロンを学内に供給可能となった。[立川・工藤:薬理]→PC12でステロイドの効果に関して実験中。更に、ギセリンとステロイドの関連を調べはじめた。

6.新生仔ラット脳海馬標本(スライス標本、培養細胞)を用いて、薬物誘導による神経細胞障害と修復に対する評価法を検討する。[工藤:薬理]→実験準備中。

7. 各病態モデルの電子顕微鏡レベルでの基本形態解析法として、急速凍結条件を確定する。[遠山:バイオイメージング]→来年までには実験条件確定できる。Heは高価であり(1回の実験で4〜5万円)、その費用をどうするか、イメージングセンター運営会議で決定する。最終目標であるトモグラフィーはハードルが高い(機器の未成熟による)が、一般的な凍結免疫電顕であれば抗体と組織・細胞さえ用意してもらえば、標本作製まで請け負う。

8. コロナウイルスの神経学への応用[遠山:バイオイメージング]→本学P3施設にてtranssynapticな性質を解析し、応用面を検討中。線維連絡が単純なところで検証したいと思っている。

 装置・設備管理責任者

管理責任者名(所属)・連絡先

自動細胞解析装置 BD FACSAria

 阿保 亜紀子(病理学第二)

 

 探索的医療研究施設(3・4号館 8階)

 前沢 千早 (病理学第二)

研究用3T装置EXCITEアップグレード装置

 佐々木 真理(放射線医学)

 

 超高磁場MRI研究施設(滝沢村)

 神原 芳行 (MRI研究施設)

超高磁場対応視覚・聴覚刺激装置

 井上  敬 (脳神経外科)

 

 超高磁場MRI研究施設(滝沢村)

 神原 芳行 (MRI研究施設)

超高磁場MRI機能画像管理装置

 佐々木 真理(放射線医学)

 

 超高磁場MRI研究施設(滝沢村)

 神原 芳行 (MRI研究施設)

共焦点レーザースキャン顕微鏡

 磯貝 純夫 (解剖学第一)

 

 解剖学第一講座研究室(3・4号館 6階)

 燕  軍  (解剖学第一)

非線形光学系装置NLOレーザー

 磯貝 純夫 (解剖学第一)

 

 解剖学第一講座研究室(3・4号館 6階)

 人見 次郎 (解剖学第一)

急速凍結装置

 遠山稿二郎 (バイオイメージングセンター)

 

 バイオイメージングセンター(2号館 3階)

 林 秀一郎 (バイオイメージングセンター

クライオセクショニングシステム

 遠山稿二郎 (バイオイメージングセンター)

 

 バイオイメージングセンター(2号館 3階)

 石田 欣二 (バイオイメージングセンター

マイクロダイセクション装置

 菅野 祐幸 (病理学第一)

 

 病理学第一講座研究室(3・4号館 2階)

 柴田 祐二 (病理学第一)






平成16年9月13日 
場所:記念館10階同窓会室

出席者
佐藤洋(プロジェクト推進員会長、第二解剖)、佐々木和(センター長、第一生理)、人見(第一解剖)、磯貝(第一解剖)、木村(第一生理)、渡辺(第一生理)、高橋清(細菌学)、工藤(薬理)、菅野(第一病理)、阿保(第二病理)、井上(脳神経外科)、鈴木(精神科)、 佐々木(放射線学)、村井(血液内科)、吉岡(超高磁場MRI)、寺崎(サイクロ)

吉田課長(研助)、沢田(研助)
阿久津(ポスドク採用希望者)

議題:
   1 研究進捗状況確認
   2 論文発表に関する審査
   3 ポスドク採用希望者面接


研究進捗状況に関して

1.ラット脳血管標本(中大脳動脈〜細動脈〜終末細動脈)を用いて、各種刺激物を投与した場合に発生する収縮と細胞内カルシウムイオン濃度変動を観察し、受容体の型を薬理学的に同定する。[佐藤:2解剖]→現在、大学院生を中心に実験中。TXA2で律動的な反応が生じたので解析をはじめたところである。他にPARsの刺激を企図している。 [佐々木:1生理]→RhoKの効果を見る実験を継続企図中。

2.遺伝子工学的に血管発生に関与する遺伝子を強制発現あるいはノックアウトしたゼブラフィッシュを用いて、血管形成のバイオイメージングをおこなう。[磯貝・人見:1解剖]→ゼブラフィシュ飼育システムを完成。2光子顕微鏡導入開始。トランスジェニックゼブラフィッシュとノックアウトゼブラフィッシュを作成中。

3.マウスからHoechst 33342非染色の骨髄幹細胞(ABC (ATP-binding cassette) トランスポーターを強発現していると思われる)を同定分離する。[阿保:2病理]→まだFACS ARIAが納入されていないので、六ヶ所村で実験中。(ARIAは11月納入予定)

4.弾性動脈の血管内皮、弾性線維と平滑筋線維、膠原線維、その他プロテオグリカンなどの状態を画像解析装置を用いて計測する。[澤井:1病理]→症例を集めて、形態計測の可否を検討中。Microdissectionは、今月末に納入予定。

5.EBV感染NK/T細胞での接着因子発現をリアルタイムRT-PCRおよびフローサイトメトリーで検討する。[菅野:1病理]→いくつかの接着因子の変動を同定済み。

1 肝性脳症モデルラットの作成 [加藤:1内]

2 慢性虚血モデルラットの作成 [井上:脳外科]→ヒトの実験を開始

3 高分解能型受信コイルの作製 [吉岡:MRIセンター]→歯学部のもので実験中

4 データベース [佐々木:放射線科]→10月に導入稼動予定

5 脳出血例の経時変化撮像[井上:脳神経外科]→症例を集めて撮像をはじめている

6 自動コリン合成システム[寺川:サイクロ]→18Fの基礎データ集積中、新規PET導入が住民の反対で頓挫。

7 撮像プロトコール開発[佐々木:放射線科]→Neuromelaninの撮像、脳実質内の小静脈の描出 (BOLD Venography)
  [鈴木:精神科]→パニック症状などの状況におけるNeuromelaninの画像解析を開始

8 高分解能画像取得装置[佐々木:放射線科]→ハードウエアのバージョンアップ予定(12月)

1.アメフラシを用いて受容体応答発現に際して単量体G蛋白(Rhoなど)が果す機能を解析する。[佐々木:1生理]→ARFに関するデータ集積中。

2.脳損傷モデルを用いて、脳損傷急性期におけるサイトカイン発現量を経時的に追跡する。[高宮:法医]→

3.ベロ毒素によるヒトの脳症(痙攣や意識障害、脳の浮腫)のウサギモデルを使用し、髄液中および血清中の炎症性サイトカイン(とくにTNF-α)のELISAによる検出系を確立し定量化する。[高橋:細菌]→まだ手をつけていない。

4.ARB(AT1阻害薬)が低酸素性神経細胞死を抑制するのか否かをin vitro低酸素負荷モデルで確認する。[槍沢:神経内科]→

5.低酸素や低栄養による海馬ニューロン、PC12細胞とC6細胞障害に対する天然物由来活性物質およびステロイドの効果とそのメカニズムを検討する。[阿久津:2解剖]→実験開始。海馬ニューロンは虚血・低酸素に極めて弱いため、測定機器を空調の効く部屋に移設中。海馬ニューロンを学内に供給可能となった。
[立川・工藤:薬理]→PC12でステロイドの効果に関して実験中。更に、ギセリンとステロイドの関連を調べはじめた。

6.脳海馬標本(スライス標本、培養細胞)を用いて、薬物誘導による神経細胞障害と修復に対する評価法を検討する。[工藤:薬理]→実験中。

7. 各病態モデルの電子顕微鏡レベルでの基本形態解析法として、急速凍結条件を確定する。[遠山:バイオイメージング]→来年までには実験条件確定できる。

8. コロナウイルスの神経学への応用[遠山:バイオイメージング]→本学P3施設にてtranssynapticな性質を解析し、応用面を検討中。


研究発表論文に関して


ポスドク採用希望面接




平成16年7月26日(月) 午後5時から  
場所:記念館10階 同窓会室

出席者:佐藤洋(プロジェクト推進員会長、第二解剖)、佐々木和(センター長、第一生理)、人見(第一解剖)、磯貝(第一解剖)、吉岡(超高磁場MRI)、高橋清(細菌学)、工藤(薬理)、菅野(第一病理)、阿保(第二病理)、高橋智(神経内科)、高宮(法医)、加藤章(第一内科)、井上(脳神経外科)、寺崎(サイクロ)、佐々木(放射線学)、坂本 保夫(学務)、菅沼(学務)、沢田(学務)


議題

PD採用に関して
○ 書式を整えてHPからダウンロードできるようにする。(20040728から試行)
○ 細胞工学 他へ雑誌広告をおこなう(人見先生文案作成)、HPへの記載(20040728から公開)
○ 採用手順を確認した。
○ PD採用予定者の資料配付。次回9月13日に面接をおこなう。→教授会へ上申する。

その他 次回開催日は9月13日(月曜日)

平成16年6月21日(月) 午後5時から  
場所:記念館10階 同窓会室

出席者:佐藤洋(プロジェクト推進員会長、第二解剖)、佐々木和(センター長、第一生理)、人見(第一解剖)、磯貝(第一解剖)、遠山(電子顕微鏡)、木村(第一生理)、渡辺(第一生理)、吉岡(超高磁場MRI)、高橋清(細菌学)、工藤(薬理)、菅野(第一病理)、阿保(第二病理)、高宮(法医)、加藤章(第一内科)、井上(脳神経外科)、寺崎(サイクロ)、佐々木(放射線学)、坂本 保夫(学務)、菅沼(学務)、沢田(学務)

議題:

1 予算配分について
  ○ プロジェクトの達成度ごとに予算配分をおこなう予定であるが、初年度は各プロジェクトへほぼ均等配分す
     ることとした。
  ○ 手厚く見積もった中央経費は、当面は論文投稿料にあてることとする(in pressの段階で、プロジェクト推進
     委員会の承認を経る)。約10万円/件を目安とする。
  ○ 12月のプロジェクト推進委員会で、中央経費の再配分をおこなう(各プロジェクトから申請された購入希望備
     品を推進委員会で審査し、決定する)。
  ○ 予算執行は7月初旬から開始。(学内研究体制の整備を待つ)

2 PD採用に関して

2−1 採用手順(案)
  ○ 私的コミュニケーションあるいは広告やホームページを通じてPDを募集し、プロジェクト推進委員会で審査し、教授会に上申する。
  ○ 採用は教授会の議を経る。
2−2 スケジュール
  ○ 10月から採用可能な人を探す(7月のプロジェクト推進委員会で審査し、9月の教授会で承認を得る)
  ○ 来年度4月以降採用のPDは、雑誌(細胞工学・実験医学・タンパク核酸酵素、磁気共鳴学会誌、ラジオアイソトープ、など)や
     HPへ告示し、公募する。

3 プロジェクト推進委員会のスケジュール

  ○ 原則として第3月曜日 午後5時から開始する。
     但し、当該日が休日などで開催できない場合は、翌週に順延する。
  ○ 場所は、記念館10階同窓会室

4 その他

  ○ ホームページを新たに開設した。
  ○ 業績オンライン登録システムを稼働した(special thanks to Dr. Sasaki)。






平成16年5月17日 
場所:記念館10階会議室
出席者:佐藤 洋一(解剖学第二)、遠山 稿二郎(電子顕微鏡)、佐々木 和彦(生理学第一)、木村 眞吾(生理学第一)、渡辺 修二(生理学第一)、吉岡 芳親(生理学第二)、高橋 清実(細菌学)、立川 英一(薬理学)、菅野 祐幸(病理学第一)、阿保 亜紀子(病理学第二)、高宮 正隆(法医学)、加藤 章信(内科学第一)、高橋 智(神経内科学)、槍澤 公明(神経内科学)、井上 敬(脳神経外科学)、鈴木 満(神経精神科学)、佐々木 真理(放射線学)、佐藤 雅仁(歯科麻酔学)、坂本 保夫(学務)、沢田(学務)、オブザーバー:増田友之(病理学第二)

議題:
1 ハイテク提出書類の件
研究設備計画書は該当メンバーからほぼ出そろったことが報告された。予定通り文部科学省に提出予定である。(佐藤洋一推進委員長)

2 今後のハイテクプロジェクトの運営に関して
基本的には第一次推進委員会の運営に準ずる。
プロジェクト構成として部門を3つに分け、講座横断的な所を特徴とした。
研究内容については応募した内容による縛りがある。
3年目に成果が問われることを念頭に活動していただきたい。
講座横断的な運営で特にデメリットはないがcritical な批評やdisucussionが可能な会としたい。
進捗状況の報告、また内容についての相互理解の場としても重要である。
オープンリサーチ等との協調的な運営(合同シンポ等)
(オープンリサーチ、リーデングプロジェクトも立ち上がっているので医学部全体として運営委員会を纏めて一本化にする方向で計画中である)

2-1プロジェクトの内容の確認
プロジェクト内容と購入機器の確認が行われた。
一部当初見積金額を越える訂正見積もりが明らかとなった。研究費配分の会議において対応を検討する。
購入機器については優先順位をつける。予算総額を超えないように調整する。
保守契約料(本年度は保証期間なので次年度以降)が必要になる機器に関しては今後対応を検討する。
2-3プロジェクトの進捗状況・達成状況による研究費配分方法
予算配分について
実績、達成状況、論文出版等の考慮等種々意見があった。
中央経費として確保する分を多くして傾斜配分費用としてはとの意見があった。
論文掲載費は中央経費から出してはとの意見があった。
保守契約費用等の出費も考慮した上でワーキンググループでの参考意見とする。
予算配分については上記購入機器の見積もり超過分もふまえてワーキンググループで後日検討する。
メンバー:佐藤 洋一、遠山 稿二郎、佐々木 和彦、立川 英一、菅野 祐幸、井上 敬、佐々木 真理

3 今後のスケジュール(短期?中長期)
中間報告書の作成と発刊
シンポジュウムの開催
文部科学省に対する中間報告書の作成がある。

4 その他
PDの採用等については今年度1名、次年度から5名の採用枠がある。年齢制限(35才未満)あり。待遇年額最高320万円、国民年金となる。論文博士もOKである(文部科学省の答え)。5年契約。
宿泊施設等の手当を検討して多くの人が応募出来るようにしたい。

平成16年4月19日 
場所:記念館10階同窓会室

議題:今後の方針

    ハイテクリサーチ選定結果を待って、今後の研究をどうするか決定するとの基本方針を確認した。