書式に関して

● 共同研究者が、3人以上の場合は、罫線ボックスを増やしてください。最終改行部(下図矢印)でリターンキーを押すと、ボックスが増えます。


書式に関して
● 共同研究者が,3人以上の場合は,罫線ボックスを増やしてください。最終改行部でリターンキーを押すと,ボックスが増えます。
● 文字フォント:12ポイントMS P明朝あるいはTimes New Roman
● 行間:1
● 機種依存文字は使わないでください。
● 上付き、下付きの書式設定は、著者が責任を持っておこなって下さい。
● 英数字は半角に統一して下さい。
● カタカナは全角に統一して下さい。
● 各項目字数,等(上記フォントで,A4用紙1ページが約2000字になります)
【背景・目的】100-300字
【実験方法・材料】100-300字
【結果】500-800字
【考察と展望】500-800字
≪参考論文≫と≪研究業績≫ あわせて5編以内

【背景・目的】100-300字
 腸管の神経組織は,第二の脳と言われており(参1),そこに含まれる神経細胞数は,かなりの数にのぼり,その種類も多岐にわたっている。「脳の時代」と言われ,多くの研究者が脳研究に参画しているが,腸管は「下等な」研究対象と見られているせいか,腸管神経系における研究者人口はきわめて少ない。…..

= 段落の前は1字あけてください。
= 参考論文は (参1) という番号をふってください。上付き文字にすること!
= 句読点は, 「,」「。」を使用してください。
= 【背景・目的】と【実験方法・材料】の間は,1行あけるように。以下同様です。
= 本文は「である」調に統一する。

【実験方法・材料】100-300字
 実験には,カワヤツメウナギ Lampetra japonicaを使用した。天塩川に遡上したヤツメウナギを…

= 特別な動物を使用したときは,学名を入れる(アンダーライン/イタリック)。
 
【結果】500-800字
 ヤツメウナギの腸管は,概観が紐状を呈しており,腸間膜を欠くところもあった。これは遡上状態にあるヤツメウナギは腸管が退縮傾向にあるためである。しかしながら,その腸管壁には多数の神経細胞が含まれており,その中には活発な活動を伺わせる開口放出像を示すものもあった1)。まだ,ヤツメウナギの腸管神経系がどのような神経伝達物質を含むかわかっていないが,ラットではCGRP(カルシトニン遺伝子関連物質)を含む神経細胞が,筋間神経叢内に散在性に存在することがわかった1, 2)。一方,CGRP含有神経線維は,粘膜下まで伸びていて,上皮細胞のCa2+動態に関与していることが知られている(参3)。…..

= 発表した業績は1), 2), 1,2), 1-4)….という番号をふって,上付き文字にする。
= 略語は,はじめは略さず記載してください。

【考察と展望】500-800字
 今回の実験は,原始的な形態を保った脊椎動物である円口類では,脳よりも遙かに多い数の神経細胞が腸管壁内に含まれることを明らかにした。このことは,ヤツメウナギは,「脳で考えている」というよりも「腸で考えている」ことを意味している。そういう生物から進化してきたヒトも,当然その機能を持っているわけで,やはり「内臓でものを考える」とみなしてよかろう。
焼き肉でうまいのは,実は平滑筋であり,噛しめるほどにその中に含まれる神経伝達物質が味蕾を刺激するのであるが,横紋筋にはそう言った味わいがない。
……

≪参考論文≫
(本の場合)
(1) Furness JB and Costa M: The enteric nervous system. Churchill Livingstone, 1987

(単著 原著論文の場合)
(2) Berridge MJ: Nature 361:315-317, 1993

(3名以上著者 原著論文の場合)
(3) Satoh Y, et al.: Gastroenterology 108:1345-1356, 1995

= 著者名の,や.は省略します。
= 雑誌名(あるいは書名)だけで結構です。
= 雑誌名の略は,インデックスメディクスに則ってください。略に伴う .は不要です。
= 巻は太字にして下さい。号は不要です。

≪研究業績≫
1) 四月馬鹿太郎,佐藤洋一,石川一志,小野一幸:ヤツメウナギ腸管神経叢の電子顕微鏡学的観察。第36回脊椎動物学会学術集会,2000年9月,東京
2) Shigatsu B, Satoh Y, Ishikawa K, Ono K: Immunohistochemical observations on enteric nervous system of rat: with special reference to CGRP nerves. Arch Cell Tissue Res 120:1-12, 2000

= 番号は 1) という具合にふりなおして下さい。
= 著者(発表者)は全員載せてください。
= タイトルも全て書いてください。
= 学会発表と論文発表は同列でかまいません。

なお,上記の研究記載内容は,読めばおわかりのように,佐藤洋一が勝手に書いた戯れ言です。本気にする方はいないと思いますが,念のため申し添えます。